Sunday, December 1, 2013

遼、悪天候にも「モチベーションを維持してプレーできた」




2011年09月02日17時57分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 諸藤 将次 -6
2 M・ママット -3
3 K・アフィバーンラト -2
小田 孔明 -2
5 石川 遼 -1
薗田 峻輔 -1
7 伊佐 専禄 0
岩田 寛 0
ベ・サンムン 0
星野 英正 0


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悪天候も苦にならず、モチベーションを維持できたと語った石川(撮影:米山聡明)










フジサンケイクラシック 第1ラウンド◇2日◇富士桜カントリー倶楽部(7,405ヤード・パー71)>

 国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」の2日目。中止になった初日に引き続き、この日も日本に接近中の台風12号の影響で大雨が降り続けた富士桜カントリー倶楽部。結局、4度の中断の末に15時10分にコースコンディション悪化のためサスペンデッドが決定した。大会3連覇をかけて今大会に挑む石川遼も約30分遅れでINコースからスタート。なんとか9ホールは消化したものの、1番に来た時点で雨が勢いを増し中断。結局再開することなくサスペンデッドとなった。

【関連リンク】前半9ホールの全ショットを振返る

 降りしきる豪雨の中、石川も他の選手と同様に耐えるゴルフとなる。11番でボギーが先行すると、14番バーディを奪ったもののなかなか伸ばせない展開。17番パー5ではセカンドがフェアウェイバンカーの水たまりに入って捜索するなど、ところどころで天候にリズムを乱され、続く18番ではセカンドがバンカーで目玉。このホールボギーとし、1オーバーで前半を終えた。

 それでも、苦しい状況にも大きく崩れることはなかった。「(天候は)それほど苦にはならなかった。モチベーションを維持してプレーできたと思います。ズルズルいく展開を阻止できたのはよかった」と集中力を保つのが難しいシチュエーションにも踏ん張れたことには納得といった様子。中断した1番は3メートルのバーディチャンスにつけており、いい状態で明日を迎えることが出来そうだ。

 厳しい中でも集中力を切らさなかったのは、大好きな富士桜カントリー倶楽部で3連覇に挑むという大きな目標があるからに他ならない。「何が何でもしがみつきたいと思っていました」。明日以降の状況も見えない状況で大会成立も危ぶまれてきたが、天候ばかりはどうすることもできない。他の誰より燃えるものを胸に、今はただ淡々と準備を整える。

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