Sunday, December 1, 2013

2日たっても1ラウンド消化できず…ツアー初競技不成立の危機




2011年09月02日18時10分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 諸藤 将次 -6
2 M・ママット -3
3 K・アフィバーンラト -2
小田 孔明 -2
5 石川 遼 -1
薗田 峻輔 -1
7 伊佐 専禄 0
岩田 寛 0
ベ・サンムン 0
星野 英正 0


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17番ホール、バンカーに水が溜まり池のような状況に(撮影:米山聡明)









フジサンケイクラシック 第1ラウンド◇2日◇富士桜カントリー倶楽部(7,405ヤード・パー71)>

 国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」の2日目。この日は初日中止となった第1ラウンドが行われたが、午後になるにつれ台風の影響による雨、風が強まり半数の選手がスタートすらできずにサスペンデッドとなった。この続きは明日7時から再開される予定となっているが、明日も台風の接近に伴う悪天候が予想されており、競技が行えるかどうか不透明な状況。仮に明日ほとんど競技が消化できなければ競技成立すら危うくなってくる非常事態となった。

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 水曜から降り続く雨でコースは限界だ。今大会の競技委員長を務める日本ゴルフツアー機構の中島和也ツアーディレクターは「あまりの雨量でもう水は吸えない状態。少しの雨でも水が浮いてきてしまう。さらに多くのバンカーで砂が流れているところが見られ、水たまりに入ったときにバンカー内に救済ポイントがない所もあった」とコース状況を説明。フェアウェイで雨水が川のように流れているところも多く見られ、はたから見ても競技続行は困難な状況となっている。

 規定によるとツアー競技が成立するには36ホールの消化が必要となるが、台風の影響によっては、記録が残る1985年以降初めての競技不成立となる可能性もある。中島ディレクターは「36ホールの成立を目指して可能な限りやっていきたい。選手も厳しいと思うけど、多少の無理をしてでもやっていかないと」と意欲を見せたが、明日も同じ状況ならば成立は限りなく厳しい状況。リミットは確実に近づいている。

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